硬水を試したいけど、色々な噂を聞いて躊躇していませんか?
飲み始める前に、この記事で紹介する知識を知っておけば、安心してあなた合った硬水を選ぶことが出来ます。
飲む前に知りたい9つの事は、あなたの硬水に関する疑問のほとんどを解決出来るように記事を作成しました。納得して飲み続けられる水を見つける為の参考になれば嬉しい限りです。
これから硬水を飲みたい人や、初めたけど続けられなかった人には特にオススメです!
目次
硬水を飲む前に知りたい!7つのこと
硬水と軟水の違い
あなたが飲んでいる水の硬度を知っていますか?
ズバリ硬水と軟水の違いは「硬度」の違いです。
硬度は、水1リットル当たりの「カルシウム」と「マグネシウム」の含有量で計算され、WHO(世界保健機関)の基準では、硬度120mg/L未満を「軟水」、120mg/L以上を「硬水」と定められています。
マグネシウムとカルシウムの含有量が多い水を硬水、少ない水を軟水と考えると分かり易いです。(カルシウム、マグネシウムはミネラルの一種)
- 軟水:硬度120mg/L未満
- 硬水:硬度120mg/L以上
なぜ硬水と軟水ができるのか?
採水されるまでに、どれだけ地中の成分を吸収したかで決まります。
- 硬水:ミネラル豊富な地層の成分を吸収した水(海外に多い)
- 軟水:地層に浸透した時間が短く、成分の吸収が少ない水(日本)
日本は国土が狭く、急斜面が多いため地層のミネラルを吸収する時間が短いので「軟水」が多いとされています。
ヨーロッパなど広大な土地を誇る地域は、河川も長く、水が地層に接する時間が長いため、成分をたっぷりと吸収して硬水になります。地形や地質の特徴が、が硬度だけでなくミネラルウォーターの成分を決める重要な要因なのです。
欧米のように石灰質の地域を長い時間かけて通ってくる水の硬度は高く、日本のように地中での滞留時間や河川延長が短い場合、硬度は低めになります。-東京都水道
硬度の計算式
あなたが飲んでいるミネラルウォーターの硬度を計算してみましょう。
(カルシウム/L × 2.5)+(マグネシウム/L × 4.1)=硬度
各数値はペットボトルの裏に記載がある、栄養成分表示を参照してください。多くの栄養成分表示は、100ml当たりの数値なので、1リットル(x10倍)に換算した数値を入れてください。
硬水と軟水の味の違い
硬水と軟水の味の違いは、水を選ぶ上で大きなポイントですよね?
あなたお気に入りの味を見つけられるように、味の違いをもたらす2つの理由を紹介します。
硬度の違い
前章の通り、WHOの基準では硬度120以上が硬水と定義されています。
この数値を決めるのが「カルシウム」と「マグネシウム」の含有量なので、硬度が高ければ、より2つの成分が濃いと言えます。
成分の濃度により味に変化が生じます。一般的には硬度が上がるにつれ、口当たりの重さを感じる人が多くなります。
成分の違い
硬度が同じ水でも、カルシウムとマグネシウムの割合で「味」に大きな差が出ます。
味覚データの専門家の、味博士の研究所によると味は以下のように分類されます。
- マグネシウム:苦味
- カルシウム:苦味と塩味が合わさった複雑な味
特にマグネシウムの含有量が高いと、より苦味が増すとされているので、同じ硬度でも飲みやすさを重視するならカルシウムの含有量が高い水を選ぶのがオススメです。
「硬水=飲みづらい」の図式ではなく、硬水の中にも飲みづらい物と、飲みやすい物があると知っておきましょう。
参考:厚生省「おいしいい水研究会」 (昭和60年4月)
「硬水はまずい?」その真相は
あなたの周りに、メリットを聞いて硬水を飲み始めたけど「まずい!」「飲みにくい!」「これでは続けられない、、、」と言っている人はいませんか?
味覚の話しなので、人により違いはありますが、軟水大国日本では多くの人が硬水は飲みづらいと感じているのは事実です。飲みづらさを感じている理由を解説します。
軟水とは成分の濃さが違うから
前記の通り、硬度は「マグネシウム」と「カルシウム」の含有量で決まります。硬水と軟水では成分の濃さが異なるため、硬度が高くなるにつれ、口当たりの重さや、飲みづらさをを感じる人が増えてきます。
マグネシウムとカルシウムが苦いから
根本的な原因は「カルシウム」と「マグネシウム」特有の味にあります。
- カルシウム:苦味
- マグネシウム:苦味と塩見が混ざった複雑な味
特にマグネシウムのほうが苦味が強いので、同じ硬度でもマグネシウム含有量が多い水の方が苦味を感じやすいのが特徴です。
日本人は軟水を飲み慣れているから
日本で採水できる水のほとんどは軟水です。
私達が普段から口にできる水も、圧倒的に軟水が多いので、軟水は小さい頃から「慣れ親しんだ味」と言えるでしょう。国内の水道水のほとんどは軟水だし、コンビニで販売されているミネラルウォーターも軟水がメインです。
今までに硬水を飲んだ経験が少ないことも、「まずい」と感じる大きな原因ではないでしょうか?
軟水に合わせて日本料理が作られているから
採水される水の多くが軟水なので、軟水に適した料理が日本では発達してきました。
軟水は浸透性が高く、風味を活かす料理には適しており、旨味成分が硬水より抽出されやすいのが特徴です。
日本では料理に硬水が使われる事が少ないため、普段の生活から硬水に接する機会がな少なく、多くの人に馴染みが無いことも原因の1つです。
口コミが原因
数年前、硬度1,000以上の海外の超硬水が流行した時期がありました。
気軽に初めた多くの人が断念し、口コミやSNSで「硬水はまずい」という噂が広まり、その印象や口コミが今でも残っています。まだ硬水を飲んだことが無い人にも「硬水=まずい」の認識がウェブのユーザーを中心に広がっているのも要因と考えられます。
また、ブログなどで軟水のウォーターサーバーを紹介している人の多くが、仲介料をもらえるアフェリエイトプログラムに参加しています。軟水のサーバーを売りやすくするために、あえて「硬水=まずい」「軟水=うまい」の構図を作り出してるのも原因です。
(メモ: 硬水を美味しく飲む方法は沢山有ります。無料レシピはこちら→「硬水が美味しくなる26の方法」)
[thrive_leads id=’2062′]硬水は結石の原因になるのか?
「硬水を飲むと結石になる」という噂を聞いたことはありますか?
結論から言ってしまうと、近年の調査では、硬水が結石の原因になることはほとんど無く、反対にミネラル分を適度に摂取することが、結石の予防になるとされています。
結石の心配をせず、安心して硬水を飲むために、硬水と結石が無関係な理由を御覧ください。
カルシウム結石が原因
まずは硬水=結石と認知された原因は知っておきたいですね。
多くの結石はカルシウムを含む、「カルシウム結石」と呼ばれており、石の成分は硬水にも含まれているシウムと同じです。言葉が似ていることもあり、硬水に含まれるカルシウムを摂取すると、結石を作る原因になると考えられてしまったのが1つの理由です。
確かにカルシウムを取れば、体内にカルシウムがたまり、それが結石になるとは一般的的には考えやすいですよね?
ただし常識の範囲を越えた、大量のカルシウムの摂取が結石の原因になる可能性はあります。いくらカルシウムを摂取しても、結石の原因にならないわけでは無いので注意が必用です。何事も適量の摂取を!
カルシウムが結石を予防する (シュウ酸カルシウム結石の場合)
動物性のタンパク質などの「シュウ酸」がふくまれる食べ物を摂取すると、シュウ酸が体内に増加します。この食事由来のシュウ酸が、結石のリスクファクターの約70%と言われています。
シュウ酸は腸の中でカルシウムと結合しやすい性質があり、カルシウムと一緒に便と共に排出されます。このプロセスでカルシウムと共に排出されないシュウ酸が多いと、体の中に蓄積し結石のリスクが大幅に高まるとされています。
つまり適度なカルシウム摂取を行い、シュウ酸を尿や便と排出することが、1つの予防策とされているのです。
Inadequate intakes of calcium have been associated with increased risks of osteoporosis, nephrolithiasis (kidney stones), colorectal cancer, hypertension and stroke, coronary artery disease, insulin resistance and obesity
カルシウムの不十分な摂取は、骨粗鬆症、腎結石(腎結石)、結腸直腸癌、高血圧及び脳卒中、冠状動脈疾患、インスリン抵抗性および肥満が挙げられる。-WHO
参考文献:hardness in drinking water
参考文献:マインズガイドラインセンター
参考文献:結石はどうしてできるの?
結石になる本当の原因は?
では結石はどうして出来るのでしょうか?
一般的に原因とされているものを簡単に紹介します。
下記が主なリスクファクターとされています。(シュウ酸カルシウム結石の場合)
- カルシウム不足
- シュウ酸を多く含む食材の大量摂取
- 不規則な生活習慣/食生活
- カルシウム・パラドックス
- 水分不足
- プリン体の取りすぎ..など
主なリスクファクターを見ると、バランスの良い食事や生活が、いかなに大切か伺えますね。
特に注目したいのが、「カルシウム不足」です。
厚生労働省の調査によると、日本人のカルシウム摂取量は推奨量に届いていません。このことから、多くの人にとって、カルシウムは意識して摂取したほうが良いミネラルと言えるでしょう!
硬水は本当に下痢の原因になるのか?
結論から言うと、体質や飲み方によっては下痢の原因になるのは事実です。
なぜ硬水が下痢の原因になってしまうのでしょうか?
マグネシウムが原因
硬水で下痢を引き起こしてしまう一番の原因は「マグネシウム」です。
マグネシウムには腸内で水分を保持し、便を柔らかくする作用があり、体調によっては下痢を引き起こす原因になってしまうのです。この作用を期待して、副作用が少ない下剤の成分として使われていることも多いのです。
同じ硬度の水でもマグネシウムが大量に含まれている硬水の方が、より下痢の原因になる可能性は高まります。
サルフェートが原因
温泉水系の硬水に含まれる「サルフェート」にも排便を促す作用があるとされています。
WHOの資料によるとサルフェートを含む水を6日間飲み続けた人と、飲まなかった人では排便の量に違いがでたとの結果も出ています。特にサルフェートが1リットル≥750 mg を含む水では排便作用を感じやすくなったとレポートに記載があります。
サルフェートを含有している硬水では、マグネシウムの作用と相まって、飲み方や体質によっては下痢の原因になると言えるのではないでしょうか?
参考文献:WHO-Sulfate in Drinking-water
飲み方が原因
よく硬水で下痢になったと言う話に出てくる海外の超硬水は、サルフェートが1,000mg/L以上、マグネシウム50mg/L以上です。
マグネシウムなどの作用が、人によって下痢につながるのも確かですが、普段軟水ばかり飲んでいる人が、いきなり超硬水に変える「飲み方」自体にも問題は有ります。
硬度の振り幅が大きければ、体に負担がかかる確率も高くなります。
ある日をさかいに、日本食から食べ慣れない海外食に食事を変えるのと同じです。一度に変えれば体に負担がかかるのも頷けますよね?
水の成分が主な要因ではありますが、飲み方が原因になることも有ると忘れてはいけません。できるだけ、体に負担をかけずに硬水を始めたい人は「オススメの飲み方は?」を参照してください。
なぜ硬水は便秘の人に人気なのか?
なぜ硬水が便秘の人に人気なのか疑問に思ったことはありませんか?
その理由を解説します。
マグネシウムが含まれているから
硬水に含まれるマグネシウムには腸内に水分を留めて、便を柔らかくする作用が有り、便秘約の成分にも使われています。(酸化マグネシウム剤など)
海外の超硬水がダイエットや、便秘改善に人気になったのは、このマグネシウムが特に豊富だからです。一時期ブームなった商品には、7,4mg/100mlのマグネシウムが含まれています。
コレがどのくらいの数値かというと、一般的な軟水と比べると良く分かります。CMでよく見かけるミネラルウォーターのマグネシウム含有量は、約0.36mg/100ml。海外の超硬水は100ml当たり約20倍の濃度のマグネシウムが入っているのです。
下痢にならずに硬水を初めたい人は「下痢にならずに硬水を飲む4つの方法」を参考にしてください。
カルシウムが含まれているから
カルシウムには腸内の自律神経を整えて、腸の蠕動活動を活発にする働きがあるとされています。蠕動活動が活発になることで、便通の改善が期待出来るというわけです。
サルフェートが含まれているから
前章でも紹介した、温泉水系のミネラルウォータに含まれるサルフェートにも排便を促す作用があるとされています。
WHOの調査によるとサルフェートを含む水を6日間飲み続けた人と、飲まなかった人では排便の量に違いがでたとの報告もあります。
便秘改善を期待して硬水を選ぶ際は、マグネシウム、カルシウムの含有量に加え、サルフェートが含まれているかどうかも確認するといいでしょう。※パッケージ裏の成分表示に記載があります
ダイエッターに硬水が選ばれる理由
ダイエット中に硬水を飲むべきでしょうか?
実はダイエット中だからと言って必ずしも硬水を飲む必用はありません。
はっきりとさせておきたいのが、硬水を飲んだからといって、痩せるわけではありません。「〜するだけで痩せる」というような話しは全てウソだと思ったほうが良いでしょう。
あくまでミネラル補給などの観点からみて、ダイエッターのサポートの1つとして使うのが正解です。では、なぜダイエッターに硬水が選ばれているのでしょうか?
それには主に2つの理由があります。
マグネシウムの作用を期待して
すでに何度か紹介しましたが、マグネシウムには腸内の水分をとどめ便を柔らかくする作用があるとされています。
ダイエット中は、食事の量が減りがちで、それが原因の便秘になることもあります。しっかりとした食事を取ることが大前提ではありますが、ダイエッターの中には、便秘にならない為のサポートの目的として硬水を飲んでいる人も多いのです。
ミネラル補給を目的として
ダイエット中は食事を制限してしまいがちなので、知らないうちに栄養不足が起こることもあります。
硬水には、人間の体に必用と言われている必須ミネラルの「カルシウム」「マグネシウム」が含まれています。
この2つは主要ミネラルであるにもかかわらず、厚生労働省の調査では、平均的な日本人は推奨摂取量に届いていないというデータがあります。
ダイエット中に不足しがちなミネラルの補給を、手軽にできることが人気の理由の1つです。
あなたに合った硬水を選ぶ方法
ここまでは硬水の成分などに関する疑問を解決してきました。
この章では、硬水を選ぶ為に必用な情報を説明していきます。読み終えれば、自信を持ってあなたのライフスタイルに合った水を選べるようになります!
硬水の選び方
硬水と言っても種類は様々。
同じ硬度でも銘柄によって成分が違う事がほとんどです。
あなたのライフスタイルに合った硬水を選べるように3つの基準を紹介します。
体質で選ぶ
基本的にミネラルウォターであれば、多かれ少なかれミネラル分は入っていますが、その濃度によって下痢などの体調不良が発生す場合もあります。
以下が体質別の簡単な基準です。
- お腹が弱い:硬度の低い硬水 or 軟水から始める
- 特に問題が無い人:好きな硬度の硬水
- 赤ちゃん/腎臓病/治療中:軟水が無難ですが、ミネラルウォーターを飲む前に必ず医師に相談を
ミネラルウォーターを過去に飲んだことがあれば、硬水を飲んで体調が崩れるということは少ないでしょう。ですが、体を慣らすことを考えれば、少しずつ硬度を上げるのが安全です。
注意が必用なのは、特定の病気を治療中の人です。中にはミネラル分の摂取を制限されていることもあるので、軟水も含むミネラルウォーターを始めたい場合は、必ず医師に相談を行いましょう。
目標で選ぶ
一番重要視すべきは「あなたの目標が何か?」ということです。つまり硬水を飲むことや、使うことで達成したいことを基準にします。
今ダイエットをしているなら、少しでも早く理想の体型に近づきたいはずだし、便秘で困っているいなら、明日にも治ればと思っているはずです。ミネラルが足りていないなら、ミネラル補給をすることが目的になるはずです。
目的に合わせて成分の含有量を確認しましょう。
- ダイエッターサポート:マグネシウム/カルシウム含有量
- お腹のサポート:マグネシウム/サルフェート含有量
- ミネラル補給:マグネシウム/カルシウム含有量
味で選ぶ
一番簡単でシンプルな選び方。
水の成分による効果などは一切気にせず、飲んだ時の「味」だけで選ぶ方法です。味を基準にして選ぶのなら、、、
- 飲みやすさ:マグネシウム含有量が低い
- 独特の風味を楽む:マグネシウム含有量が高い
- 味は苦手だけどミネラルを取りたい:より硬度の低い硬水
味だけを基準にするのであれば、硬度が低い硬水に軍配が上がりますが、せっかく硬水を飲むのであれば成分のバランスにも気を配りたいですね。
硬水の味は、カルシウムとマグネシウムの含有量によって変わるので、同じような硬度の硬水でも口に合う合わないは出てきます。長く続けるには、色々な銘柄を試し「自分が美味しい」と思える水を飲むことも大切なポイントです。
どこで購入できるか?
軟水大国日本では、硬水より圧倒的に軟水が多く売られています。
コンビニやスーパーでも購入出来る水はほとんどが軟水です。硬水を手に入れたい場合は次の2通りがオススメ。
オンライン
より多くの銘柄の中から好きな物を見つけたい人は、オンラインでの購入が一番です。
日本中のマイナーな硬水から、メジャーな硬水まで、最近ではオンラインストアがあります。遠くはなれた県の硬水もボタンひとつで購入出来るのは嬉しいですよね。
硬水だけでなく、ミネラルウォータ全般に言える事ですが、店舗で購入すると持ち帰るのが大変です。オンラインの購入だと、送料はかかってしまいますが、玄関まで運んで貰えるので、年配の方や、女性には特にオススメです。
高級スーパー
コンビニや近所のスーパーだと、硬水の銘柄は限られます。
国産の硬水はほとんど売られていませんし、海外の有名な硬水ですら置いていない店舗もあります。
硬水を店舗で求めたい時は、「成城石井」などの高級スーパーに足を運んでみてください。今まで見たことの無い硬水に出会えるかもしれません。
1本から購入できるのがメリットなので、様々な硬水を飲み比べて、自分に合った銘柄を選ぶにはピッタリの方法です。
オススメの飲み方は?
硬水をこれから飲む人に試して欲しいのが、これから紹介する8つの飲み方です。
これまでに硬水飲んだけど、断念してしまった経験がある人は、参考にして再チャレンジをしてもいいでしょう!
低硬度の水から始める
まず考えるのは硬度の低い水から始めることです。
軟水にも硬度0〜120までの幅が有り、日本でよく売られている軟水は硬度10以下(超軟水)のもの多々あります。普段から超軟水を飲んでいる場合は、硬度が高めの軟水から始める事をオススメします。
選ぶ基準として考えて欲しいのは、硬度の振り幅です。
今あなたが飲んでいる水の硬度と、これから飲む硬水の硬度を比べて、あまりにも差が大きい場合は、お腹を下す可能性も出てきます。まずは差が少ない水から始め、徐々に硬度を上げると体には負担がかかりにくいです。
軟水や炭酸で薄める
裏技的な手法ですが、軟水や炭酸水で薄めると飲みやすくなります。
単純に硬度が下がるので、その分お腹への負担は軽減します。硬度が下がるほかに、硬水特有の飲みづらさも大幅に軽減できるメリットもあります。
飲みづらさを感じている場合は、キンキンに冷やした炭酸水で薄めるとさらに効果的です!
硬水の味がどうしても克服出来ない人は「硬水を美味しく飲む26の方法」をダウンロードして、幾つかのレシピを試してください。
[thrive_leads id=’2062′]一度に全ての水を硬水に変えない
硬水を初めて飲む人は、是非試して欲しいのがこちら。
TVや雑誌で硬水が紹介されているのに影響され、翌日から飲料水を全て硬水に変えてしまった人もいるのではないでしょうか?
一度に全ての水を硬水にしてしまうと、取り込まれる成分が急激に変わり、体に負担がかかります。健康や、目標の為にすぐに変えたい気持ちは分かりますが、普段飲んでいる水も残しつつ、徐々に硬水を生活に取り入れてください。
重要なのは続けることです。
回数を分けて少量ずつ飲む
1回の飲む量を減らし、回数を分けるのも有効です。
平均的なコップ一杯だと約200mlあり、硬水に慣れていない人にとっては、多すぎると感じるでしょう。
一口を日に数回飲むことから始め、それに慣れたら少しずつ飲む量や回数を増やしましょう。この飲み方は硬水ビギナーや、お腹が弱い人には是非試して欲しい方法です。
1日の推奨水分量を取る
1日に平均的な人が必要な水分量は知っていますか?
体内で作られる水分を含めて、1日に約2.5リットルは必要とされています。体内で生成される水は約0.3リットルなので、残りの2.2リットルは飲水と食事から摂取する必要があるのです。(平均的な成人男性の場合)
食事で約1リットルを摂取したとしても、残りの1.2リットルは飲水で摂取する必要があります。1.2リットルはコップ約6杯分なので、意識的に水分補給を行わないと、足りない人が多いのではないでしょうか?
体内の水分量が低下すると、体は排出する水分量を制限し、その結果便が固くなり便秘の原因になるともされています。
喉が乾く前に飲む
喉の渇きは体が発信する脱水のサインです。水分不足になると、血液がドロドロになり、便秘など体に様々な悪影響を引き起こすリスクファクターになります。
喉が渇く前に水分補給をするには、身近に水を持っておくのが有効です。ペットボトルやマイボトルを持ち歩き、こまめに水分補給を行いましょう。
入浴前後に飲む
ポカリスエットでも有名な大塚製薬の研究データによると、41℃の風呂で15分間入浴をすると約800mlもの水分が失われるそうです。
入浴前後のコップ1〜2杯の水分補給を心がけ、入浴による脱水症状を防ぎましょう。硬水なら発汗で失われたミネラル分も同時に補給出来るのがメリット。
最後に、より美味しく硬水を続けるには?
お疲れ様です。
ここまで読んでいただければ、ちょっとした硬水博士になっているかもしれませんね。
メリットやデメリットも含めて、硬水がどんなものか、どうやって飲むのがオススメかも分かっていただけたと思います。生活に硬水を取り入れる為の参考になれば嬉しい限りです。
硬水を継続したいと考えるあなたに、知ってもらいたい事が1つあります。
それは、多くの人が「口に合わない」という理由で断念してしまっていることです。
確かに普段から軟水を飲みなれていばいるほど、風味や口当たりに抵抗を感じるのも頷けますが、せっかく一歩を踏み出したのにすぐ断念してしまうのは残念ですよね。
その一番の原因は「美味しく飲む方法」を知らない事にあります。少し手を加えるだけで美味しく飲む方法は沢山あります。
例えば、、、
- キンキンに冷やす
- ミントウォーターにする
- レモン汁を絞る
- 少量の◯◯を入れる・・・・など
どうせ飲むなら飽きずに、美味しく飲みたいと思いますよね?
これはほんの一例ですが、簡単なテクニックを使うだけで美味しい硬水に変身します!
もしあなたが、もっと多くの美味しく飲める方法を知りたかったら「硬水が美味しくなる26の方法!」をダウンロードしてください。すぐにあなたのメールアドレスにPDFのファイルを送ります。
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