硬水と軟水の味の違いを紹介!あなたに合う水を選ぶ3つの方法

硬水と軟水の味の違いは?ピッタリの水を選ぶ3つの方法

硬水と軟水の味の違いは、水選びの大きなポイントではないだろうか?

同じ水でも何故味が違うのか疑問に思ったことがあるはずだ。実際に味が変わると、成分も大きく変わり、暮らしの中での用途にも違いが出てくる。

自分に一番適した水を選ぶのは本当に難しい。まず重要なのはあなたに適しているは硬水なのか、軟水なのかを見極めることが大切だ。選ぶための3つの基準を紹介するので、是非参考にしていただきたい。

硬水と軟水の味が違う2つの理由

あなたに合った水選びの参考にしてほしいので、硬水と軟水で味が違う2つの理由を紹介する。

硬度の違い

WHOの基準では硬度120以上がは硬水とされている。

この数値を決めるのが「カルシウム」と「マグネシウム」の含有量だ。硬度が高ければ、2つの成分がより多くふくまれているということになり、その分味に変化が生じる。一般的には硬度が上がるにつれ、口当たりの重さを感じる人が多い。

成分の違い

カルシウムとマグネシウムの割合で「味」に大きな差が出る。
味覚データの専門家である、味博士の研究所によると以下のように分類されている。

  • マグネシウム:苦味
  • カルシウム:苦味と塩味が合わさった複雑な味

特にマグネシウムの含有量が高いとより苦味が増すとされている。同じ硬度でも含有量の違いによって味が変わる事を知っていただきたい。硬度の計算方法は「硬水と軟水の違い【選び方アドバイス付】」を参考に。

参考:厚生省「おいしいい水研究会」 (昭和60年4月)

ピッタリの水を選3つの方法

あなたにピッタリと合った水を選ぶ3つの方法を紹介する。自分の生活スタイルに合った基準を参考にしてほしい。

用途で選ぶ

あなたの生活のどの場面で使うかを考えると選びやすい。まず考えて欲しいのは「飲用」したいのか、「料理」に使いたいのかだ。

飲用する

多くの人が飲用目的の水選びに悩んでいるのではないだろうか。批判を承知で大まかに分けてしまえば飲用の際に選ぶ基準は2通りしかない。

  • 健康志向なら硬水
  • 水分補給が目的なら軟水(もしくは特にこだわりが無い場合)

とは言え、体質などによって向き不向きがあるのは事実だ。不安な場合は医師に相談してほしいが、万人向けの水は軟水といえるだろう。

料理に使う

水の硬度によって適す料理と適さない料理があるとされている。

味覚の話しなので、人によって感じ方の違いは有るものの、大きく分けて以下の2つを基準にするとわかりやすい。

  • 日本食などの風味を活かす料理は軟水
  • 肉料理や、北欧の料理は硬水

「特定の料理に使いたい!」というこだわりがなく、主に普段の生活の料理に使うのが目的であれば軟水を選べばいいだろう。

目標で選ぶ

一番重要視していただきたいのが、「あなたの目標が何か?」ということだ。つまり水を飲むことや、使うことで達成したいことを基準にするのだ。

今ダイエットをしているなら、少しでも早く理想の体型に近づきたいと考えるはずだし、夫に「料理美味しくなったね!」と言ってほしいのなら、少しでも美味しい料理を作る事を考えるはずだ。味を含めた「硬水」「軟水」の特性を考え、目標達成の助けになる水を選んでほしい。

硬水と軟水のメリット、デメリットを知れば、より理想の水選びに近づくはずだ。詳しい詳細は、「硬水と軟水の違い」を参考にしてほしい。

味で選ぶ

一番簡単でシンプルな選び方。

水の成分による効果などは一切気にせず、飲んだ時の「味」だけで選ぶ方法だ。硬水と軟水を比較した時に、味を基準にして選ぶのなら、以下のようになるだろう。

  • 美味しさ求めるなら軟水
  • 独特の風味を楽しみたいなら硬水

味だけを基準にするのであれば、多くの方が、飲みやすく口当たりの良い軟水を選ぶのではないだろうか。効果効能ももちろん重要なのだが、長く続けるには「自分が美味しい」と思える水を飲むことも大切なポイントだ。

まとめ

軟水と硬水は同じ水ではあるが、含有成分の違いから、味にも大きな違いが生まれる。

本当に多くの水が日本中にはあるので、自分に合った水を選ぶというのは一苦労だ。この記事を参考にしていただき、まずは「硬水」「軟水」のどちらをメインで飲むかを決めるのがオススメだ。あなたの生活を豊かにする水に出会ってほしい!

ps
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